注文住宅を建てる際、ほとんどの人が住宅ローンを利用するでしょう。その際、住宅補助金制度を受けていれば、住宅ローンの負担を軽減できます。条件さえクリアしていれば補助金を利用できるため、一宮市や愛知県で受けられる住宅補助金の内容や条件などをチェックしておきましょう。
住宅用地球温暖化対策設備設置補助金は、住宅用の地球温暖化対策設備を購入・設置した人に対し、かかった費用の一部を市の予算の範囲内で補助する制度です。これにより、温室効果ガスの排出の抑制や地球温暖化防止などを目的としています。
補助金対象設備と補助金額は以下の通りです。(税不明)
なお、住宅用の太陽光発電システムは、家庭用エネルギー管理システム(HEMS)と定置用リチウムイオン蓄電システムまたは電気自動車等充給電設備(V2H)の同時設置が必須となります。
参照元:一宮市公式サイト「令和4年度太陽光発電等の設置に関する補助制度について」
(https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/kankyou/kankyouseisaku/1043982/1043983/1043984/1043192.html)
あいち認証材CO2貯蔵量認定制度は、あいち認定材を使った住まいにおけるCO2貯蔵量を証明し、認定書の交付を行うことで、県民の環境貢献度を見える化し、あいち認証材の普及啓発ならびに利用拡大を目的としています。
民間の金融機関では、あいち認証材利用における住宅ローンの金利優遇制度を実施しているでしょう。
あいち認証材CO2貯蔵量認定制度の利用条件は、愛知県の住宅において構造や内外装にあいち認証材を使用していることです。申請者は建築主、建築士、工務店となっており、申請時には認定申請書の他に木材使用量計算書や出荷伝票の写しが必要となるため、利用する際はあらかじめ注文住宅会社にその旨を伝えておくと良いでしょう。
地域型住宅グリーン化事業は、地域事業を採択する工務店において、ZEHや長寿命などの省エネ性に長けた木造住宅を新築もしくはリフォームする際に受けられる補助金制度です。条件を満たすことで、新築の場合は1棟あたり最大100~140万円の補助金を受け取れます。また、3世代同居や地域材過半利用といった要件をクリアすれば、さらに補助額が加算されるのがポイントです。
参照元:[PDF]地域型住宅グリーン化事業(評価)/地域型住宅グリーン化事業 グループ募集要領 【令和 3 年度】
( http://chiiki-grn.jp/Portals/0/210331 R3グループ募集要領(確定)0401.pdf)
新築・購入・改修の全てにおいて、省エネ性能に優れている木造住宅が条件となります。具体的な補助対象は以下の通りです。
地域型住宅グリーン化事業の条件は毎年変更がありますので、利用を検討している人は事前に詳細を確認しておくと良いでしょう。
ZEH支援とは、省エネ性能が非常に高く、住まいの消費エネルギーの収支をゼロもしくはゼロ以下にするZEH住宅を建てる際に補助金を受け取れる制度です。この制度にはZEH支援事業・ZEH+実証事業・ZEH+R強化事業といった3種類の補助金があります。それぞれ条件が異なり、条件を満たすことでZEH支援は70万円/戸、ZEH+実証事業は115万円/戸、ZEH+R強化事業は125万円/戸の補助金を受け取ることが可能です。
参照元:[PDF]環境共創イニシアチブ/平成31年度の経済産業省と環境省のZEH補助金について
( https://sii.or.jp/moe_zeh31/uploads/zeh31_pamphlet4.pdf )
ZEH支援は、3段階のうちどの制度を利用するかで条件が異なります。
ZEH住宅を新築・購入・改修する人で、ZEHロードマップにおける定義を満たしているのが条件です。
ZEH支援事業の条件をクリアしており、25%以上の1次エネルギー消費量をカットしたうえで、以下の項目のうち2つを満たす必要があります。
ZEH+実証事業の条件を満たしたうえで、停電時の電源確保と太陽熱利用システムもしくは蓄電システムの導入を行った住宅が対象です。
ここまで様々な住宅補助金の内容や条件を紹介してきましたが、どれも給付金を受け取る条件が複雑ですし、申請書の作成にも時間や手間がかかってしまうでしょう。そのため、注文住宅を建てる際は、住宅ローンや補助金の相談にも乗ってくれる工務店を選ぶのがオススメです。
実績豊富な工務店は家づくりだけでなく住宅ローンや補助金についての知識も豊富なので、安心して任せることができます。
依頼者と同世代の異なる特徴を持った設計士3人がチームとなり対応。予算を最大限に生かすべくアイディアを出し合い、依頼主と二人三脚で、デザイン・機能・動線・造作など細部に渡って自分たち好みの家づくりができます。
美濃ヒノキや長良スギなど地元産の木材をはじめ、珪藻土、漆喰などの壁材、目に見えない断熱材に対しても羊毛などの天然素材を使用。徹底した自然素材による家づくりを専門としています。
ゼロエネ住宅「ZEH」が標準装備、夏は涼しく、冬は暖かく、一年中快適でお財布にやさしい。「ZEH」の実績が豊富で、国の建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」から6つ星を獲得しています。
【選定基準】
「一宮市 注文住宅」でGoogle検索(2022年6月25日時点)、上位に表示される工務店・注文住宅会社・設計事務所と一宮市において検索需要の多い工務店・注文住宅会社・設計事務所から、各ニーズに合わせ、以下の会社を紹介しています。
①グランハウス…依頼者に設計士が3人付き、最初から最後まで相談して建てられる会社
②エコ建築考房…国産自然素材を使用している会社のうち、断熱材も自然素材にこだわっている会社
③ニッケンホーム…ZEHを標準仕様している中で低価格の会社
※価格目安の算出方法…3社の公式サイト・公式ブログに掲載されている複数の施工事例の本体価格(すべて税不明)を建坪で割り、愛知県の建坪平均35坪に換算。各社の加減価格を記載しています。