家づくりでは、あれもこれも…と、どんどん理想のイメージが膨らんできます。
思い通りの家を建てられればよいのですが、現実にはコストや動線、立地など、さまざまな問題が立ちはだかります。
ことに多くの方が頭を悩ませるのが「広さ」の問題でしょう。
国土交通省(※1)や住宅産業研究所(※2)の資料によると、
全国・および愛知県の注文住宅の平均延床面積は約117m2(約35坪)。しかも、年々狭くなる傾向にあります。
※1 参照元:国土交通省「令和3年度 住宅経済関連データ 令和2020年度着工新設住宅の一戸当たり床面積の推移」
https://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html
※2 参照元:中京テレビハウジング公式:【徹底調査】 愛知県の注文住宅、面積相場はどれくらい?(株式会社住宅産業研究所調べ)
https://35s.co.jp/chukyotvh/hcolumn/004/
限られた広さの中で、いかに有効に空間を使い開放感のある空間を生み出すのかが、設計士さんたちの腕の見せどころになります。ここでは、設計士さんと二人三脚で家を建てられる株式会社グランハウスにご協力をいただき、どのようなアイディアで開放的空間を実現していったのか、事例を紹介いたします。
限られた広さで居住空間にとれる間取りを考える際、廊下を減らす、無駄な動線をはぶくなど生かすなどが考えられますが、部屋の配置(間取り)によっても「広さ」は生まれます。
部屋(間取り)を対角に長く配置することで、視線が奥に伸びていくため、空間の奥行や広さを感じさせることができます。
階段と吹き抜けを組み合わせて配置することによって、大空間の吹き抜けを演出。開放的な空間が生まれます。
玄関ホールとLDKとの間にある壁を無くすことで、玄関を開けた瞬間から大空間を感じられるように演出しています。
大開口の大きな窓サッシを開けると、LDKと土間、ウッドデッキがつながります。内と外が曖昧な空間は、まるでお庭までもLDKの一部と感じるような空間を演出しています。
奥行きのあるウッドデッキが、LDKとのつながりをより強くしています。窓を開ければ、一体の空間として開放感を感じさせます。
「同じ面積、同じ間取りなのに、なぜか広く感じる」――そう思わせる理由には、考えられた演出がありました。
開放的な空間をつくるちょっとしたテクニックとは?いくつか事例を紹介します。
上部を一部吹き抜けにして、床面を一段下げることで、空間に高低差をつくりました。限られた畳数の中で、開放感のあるリビングを実現しています。
2階の手すり壁をパンチングパネルなど、向こう側が透けて見える素材を使することで視界が抜けるため、広い空間に感じられます。
勾配天井に間接照明を仕込んでいます。天井部分が強調されることによって、空間に広がりを感じるように演出しています。
ドアなどの建具を壁と同じ白色にすることで、建具の存在感が無くなって空間が広く感じられるようになります。
建具上に欄間(らんま)を設けることで、壁のつながりをつくり、一体の空間に見えるように演出。奥行ある空間が感じられます。
勾配天井の奥に開口部を設けることで、上から入る明るさで奥行きを演出。階段との組み合わせも相まって、空間の広がりが感じられます。
内壁と中庭の外壁を同じ素材で構成することで、外まで室内がつながっているかのように演出。奥行を感じさせます。
LDKに面する和室スペースは、壁に建具をすべて納めることでLDKと一体の空間となるように演出。広々とした印象になります。
同じ床面積でも、部屋や階段などの配置や組み合わせを工夫することで、より広く感じさせることができます。また、高低差や色づかい、素材、照明を使った演出で、開放的な空間に印象を変えることができます。
今回、ご紹介したのはほんの一部ですが、グランハウスでは1邸の家づくりに複数の設計士がチームを組み、依頼主さんと一緒になって、このようなアイディアを日々カタチにしています。
公式サイトやInstagramでも施工事例がたくさん紹介されていますので、チェックしてみてください。
グランハウスは、設計士とお客様が直接打合せをしながら家づくりを行う一級建築士事務所です。
営業マンを設けないことで、お客様のやりたいこと、叶えたいことが設計士に直接伝わり、理想が形になると考えています。
異なる特徴をもった設計士が3人以上でチームを組んで、お客様と話をしながらアイディアを出し合って、思いをカタチにしていきます。お客様と価値観や感覚が近い同年代の設計士が担当することで、意図や感覚をより理解したうえで家づくりを行っています。
グランハウスは、設計から施工、メンテナンスまで自社で対応、「一生に一回の家づくり」のために、お客様の希望に耳を傾け、ともに考え、アイディアを出し、心地よくて「ちょっとカッコいい家」を、より安く提供できるよう努めています。
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